【口コミ】ノートe-POWER評価|ブレーキ不要?乗り心地の新しさに魅了
2019/01/15
ノートe-POWER購入者の口コミ評価を聞くことができました。オサムさん33歳、自営業男性方の口コミです。夫婦(33歳、27歳)子ども(3歳)の3人家族で通勤・レジャー・買い物に利用されています。
ノートe-POWERを購入した理由
前の車が10年以上で走行距離が12万キロに達していた事もあり、車検の前に新車購入しようと考えていて、燃費が良い車にしようと考えていた所、日産の新車であるノートe-POWERの試乗を行う機会がありました。
最初は購入する予定も無かったですし、日産以外の選択肢で想定していたのですが、従来の車とは乗り心地や運転した時の新しさを感じ、結果的に試乗から購入に意識が変わったという流れです。
結果的にその後ノートe-POWERは売れる事になるのですが、購入決定時には実際に売れるかどうかは全く意識していなくて、単純に乗り心地の新しさに魅了されてしまった感じになります。
試乗からノートe-POWERを購入するという流れに至った方は多いと販売員の方に聞きましたが、従来の車とは色々な点で違って面白いです。
ノートe-POWERの良いところ
(1)新しい乗り心地
ノートe-POWERの特徴としては、従来の車には無い新しい乗り心地があり、これは実際に乗ってみると解りやすい部分です。
低燃費車の多くに採用されているハイブリッドシステムの場合は、走行時にエンジンと小型モーターを併用する仕組みですが、e-POWERの場合は走行中にエンジンが使われずに、モーターだけで走行する特徴があります。
走行は切り替えが可能であり、ノーマルモード、加速重視のSモード、燃費重視のECO、ボタン一つで色々な乗り心地に切り替わります。
(2)ブレーキを殆ど踏まないで運転可能
走行中にブレーキを踏む機会が非常に少ない車であり、スピードの乗って急カーブに入った時でも、アクセルを緩めるだけでブレーキがかかりますし、ブレーキを踏まなくてもアクセルの調整だけで乗り続ける事が可能です。
乗り始めた時に従来の車と違って戸惑った点もありましたが、慣れてくるとこの仕組みが非常に楽であり、足をあまり動かさなくても乗り続けられるのは負担が少なくなります。
もちろん通常のブレーキも使う機会がありますが、それでも殆どブレーキを踏む機会無く乗れるのは間違いないです。
(3)低燃費でお得に乗れる
ノートe-POWERは従来のEVやハイブリッドとは違っていて、充電する事が必要なEVという新感覚のシステムです。
燃費が良くて新システムによる走行では、最高燃費が37.2km/Lとなっていてこれはコンパクトカーとして最高水準になっています。
実際にはそのレベルの燃費は難しい面がありますが、ECOモードで街乗りを安定的に走行していると25km/L辺り、高速乗りの場合は22km/L辺りという印象があります。
いずれにしても低燃費で乗れるものであり、お得に走行する事が可能な車です。
(4)横幅が小さいわりに乗ってみると広い
ノートe-POWERは車自体の横幅が小さい傾向にあるのですが、車内に入って座ってみると足元が意外な程にゆったりと広くて乗り心地が良い車です。
後部座席に乗っても足元が広く取れていますから、ノートe-POWERは運転手以外の方もゆったりと乗る事が出来る仕上がりになっています。
長距離運転でも広々したスペースですから搭乗者の疲れも抑えられますし、荷物を置く場所は若干小さめという印象があるものの、広々としたコンパクトカーという印象です。
(5)加速が優れている
ノートe-POWERの売りとしては加速の良さがあり、アクセルペダルを踏みこんでからスピードに乗るまでの短さには驚きます。
停止状態からスピードに乗るまでも速く、アクセルペダルは踏み込んだ分、軽くストレスも感じずに加速していく事になります。
電気による力強い加速感の体験はおすすめであり、ノートe-POWERにおけるメリットと言える部分です。
Sモードに切り替えてみると、ECO等と比べてさらに加速力が高まり、スピードを緩めてから再度スピードに乗るまでのストレスが無いのは楽と言えます。
ノートe-POWERの残念なところ
(1)収納が少なくモノを置きにくい
ノートe-POWERを購入してから1ケ月程度乗っていて感じるデメリットの一つは、車内の収納スペースの悪さと言えます。
財布や携帯等を置くスペースも少なくて、ドリンクホルダー部分も取りにくい位置にありますから、車で何かモノを持ち込んだ時に置き場が少なすぎるという実感があるものです。
内装デザインも悪くないですが、チープな印象がありますし、走るという点では最高に面白くて新しいのですが、車内で過ごすという点では改良の余地がかなりある車です。
(2)ボタン位置が良く無い
ノートe-POWERはドライブモードの切り替えがあり、通常、ECO、Sとボタンで切り替える事が出来るのですが、慣れるまではボタンの位置が走行中に解りにくいというのはデメリットです。
ハンドル部分にでも付いていれば良いですが、一旦目線を下に置かないとどこにボタンがあるのか解らずという場面が多かったです。
現在は慣れているので見なくてもボタンを押せますが、位置は改良した方が良いのかもと感じます。
ノートe-POWERはどんな人におすすめですか
燃費が良い車を探していて、楽に運転したい方にはお勧めの車に仕上がっていると感じます。
特にブレーキを踏む回数が極端に少なくなり、街乗りでも自宅から出てから目的地に着くまでにブレーキを殆ど踏む事が無いという場合もあります。
例えば渋滞に巻き込まれた時でもアクセルとブレーキを切り替えて踏むという事も無く、意外とこの積み重ねが渋滞時に体への負担を和らげてくれますし、一旦スピードが落ちた所から再びスピードに乗るまでが非常に早く、何かと乗っていても負担に感じる事が少ない車です。
新しい乗り心地を体感したい方、低燃費で乗りたい方、楽に車を運転したいという方には非常に有効な車であり、内装や収納関係は若干チープな面はありますが、楽に乗るという事に関しては抜群です。