コンパクトカー比較ランキング2019|低燃費で人気の小型車

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MINI・3ドア&5ドア、ディーゼル燃費23.9km/L、安全性高評価!メリット・デメリット(欠点)

      2019/01/15

新型MINIは2014年4月に日本で発売が開始され、現行モデルで3代目になります。

ラインアップは、ガソリン仕様が4種類・ディーゼル仕様が2種類用意されており、3ドアガソリン車にはマニュアル仕様も設定されています。

ミニクーパー5ドアの全体画像

2016年のマイナーチェンジでは、先進の予防安全装備であるドライビングアシストやアイドリングストップ機構なども新たに設定されており、より使い勝手は良くなっています。

外装色・内装色・オプションも豊富に設定されており、組み合わせは実に10万パターンにも及び、自由に自分だけのカスタマイズを楽しむ事が出来るのも魅力の車種です。

MINI・3ドア&5ドアのメリット(良い点)

①ディーゼル仕様は、23.9km/Lとコスパは抜群。

1.2L直列3気筒ターボ&アイドリングストップシステムを搭載した新型MINIは、5ドアでJC08モード19.2km/L・3ドアで20.2km/Lの低燃費を実現しています。

輸入車コンパクトカーでライバル車になるポロと比べると、22.2km/Lとやや劣っていますが、ディーゼル仕様のクーパーDでは3ドア・5ドア共に23.9km/LとMINIの方が上回っています。

燃費重視するなら燃料費も安く、コストパフォーマンスの良いディーゼル仕様を選びたいところです。

②予防安全性能アセスメントで、最高ランクのASV+を獲得。

新型MINIは、衝突回避・被害軽減ブレーキ・アクティブクルーズコントロール・前車接近警告(歩行者検知機能付き)の3種類の予防安全装備をセットにしたドライビングアシストをオプションで設定しています。(114,000円)

これによりJNCAP予防安全性能アセスメントにおいて、最高ランクとなるASV+を獲得するなど安全性が高く評価されています。

この他にも駐車をサポートしてくれるパーキングアシストパッケージ(123,000円)なども用意されているので、購入の際には付けておきたいところです。

③3ドアは最小回転半径5.1mと国産車並みの取り回し。

全(長3,835mm×幅1,725mm×高1,430mm)の新型MINI3ドアは、全幅が1,700mmを超えているため3ナンバーサイズになるものの、コンパクトなボディー&視界も良く女性や運転歴の浅い方でも運転のしやすい車種になります。(5ドアは4,000mm×1,725mm×1,445mm)

また最小回転半径は、3ドアが5.1mと国産コンパクトカー並みの取り回しの良さとなっています。(5ドアは5.6m)

狭い路地でのUターンも楽々出来るので、使い勝手は良好です。

④ボディーカラーは11種類と豊富にラインアップ。

新型MINIは、ボディーカラーにペッパーホワイトなど基本の2色に加え、2パターンの価格の違う有料色を9種類用意しています。

有料色には、ブレイジングレッドなど29,000円高が2色・ディープブルーメタリックなど59,000円高が7色あります。

特にエレクトリックブルーメタリック(59,000円高)は先々代で人気のあったカラーで、久しぶりの復活になります。

このクラスの輸入車では6~7色程度しか設定がない車種がほとんどなので、豊富に外装色をライナップしているMINIはポイントが高いです。

⑤ライバル車にはないオシャレなインテリア。

インパネに大型の丸いパネルを採用するなど円と楕円に拘ったデザインを多用している新型MINIは、インパネ下部にはエンジンスタータースイッチ・アイドリングストップ・横滑り防止装置の解除などをトグルスイッチにするなどレトロ感も出しています。

この他にも好みに合わせて7色のLEDライトから変えられるインテリアライトパッケージなども用意しており、ライバル車のポロプジョー208にはないオシャレなインテリアに仕上げています。

ミニクーパー・5ドアの後方画像

MINI・3ドア&5ドアのデメリット(欠点)

①5ドアでも278~941Lと荷室容量は限定的。

通常時で奥行き600mm×幅1,000mm×高さ880mmの新型MINI5ドアは、容量は278Lとあまりラゲッジスペースは大きくありません。(3ドアはさらに小さく211L)

リアシートを倒しても奥行きは1,350mmまでしか拡大せず、最大で941Lと大きな荷物を積むには厳しいかもしれません。

しかもリアシートは、格納した際にはシートとフロアにかなりの段差が生じます。

オプションでストレージコンパートメントパッケージを装着するとフルフラットになるので、是非付けることをおススメします。

②3ドア230万円・5ドア259万円とやや高めの価格設定。

エントリーグレードONEの車両本体価格が3ドア230万円~・5ドア259万円~新型MINIは、コンパクトカーながら内装や外装に力を入れており、400万円を超えるモデルもある高級感のある車種になります。

装備・性能・ブランド等が異なるため一概には比較出来ませんが、プジョー208・ポロが199万円~となっており、輸入車コンパクトカー中でもやや割高な価格設定と言えます。

国産車では7人乗りミニバンが買えるくらいの価格帯なので、ややハードルは高めです。

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