コンパクトカー比較ランキング2017-2018|低燃費で人気の小型車

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ヴィッツ/パッソ2台比較|荷室が広いのはヴィッツ、室内が広いのはパッソ

      2017/06/16

ヴィッツ(トヨタ)はどんな車?

ヴィッツは2010年12月に日本で発売が開始され、現行モデルで3代目になります。ラインナップは1.0L・1.3L・1.5Lの3モデル展開をしており、14グレードも用意されています。価格は115万円~となっており、軽自動車よりも安く割安な設定です。
今回のフルモデルチェンジでは、新開発のエンジンとスマートストップの採用などによりJC08モード燃費25.0㎞/Lの低燃費を実現しています。従前モデルと比較すると、5㎞/L上昇しておりコンパクトカーガソリン車ではトップクラスの燃費水準となっています。
またフロントドアガラスには、高性能UV吸収剤を使用したスーパーUVカットガラスを新たに採用する事で、紫外線を約99%カットするなど標準装備も従前モデルから充実しています。
先進の安全装備であるToyota Safety Sense CもFを除くスマートストップパッケージ・RSに標準装備しています。JNCAP予防安全性能評価において、高得点で最高ランクのASV+獲得するなど安全性にも定評のある車種となっています。

ヴィッツについて詳しく見る

ヴィッツとパッソを比較

①自動ブレーキシステムの作動範囲に大きな差が。ヴィッツが圧倒的に上。

安全面で両者を比較すると、ヴィッツは衝突回避支援パッケージToyota Safety Sense Cを、パッソはスマートアシストⅡをそれぞれ装備しています。この2つのシステムの大きな違いは自動ブレーキシステムの作動範囲にあり、ヴィッツは約10~80km/hに対応していますが、パッソは約4~50km/h作動となっており、ヴィッツの方が幅広い車速域をカバーしてくれます。
この他にもヴィッツにはオートマチックハイビームなどの便利な装備も備わっており、性能で言えば圧倒的に上回っています。様々なシュチュエーションにも対応出来るヴィッツの方が使い勝手・安全性も良いです。

②ヴィッツの1.3L・1.5Lモデルが、走行性能が高くおススメ。

走行性能で比較すると、スイフトが1.3Lモデルで最高出力91馬力・最大トルクが12.0kgm・スポーツモデルで136馬力・16.3kgmとなっています。対するデミオは、ガソリン車で92馬力・12.3kgm、ディーゼル車で105馬力・25.5kgmとなっています。デミオのガソリン車と1.3Lはほぼ同等ですが、スポーツモデルとディーゼル車では、最大トルクで大きく差がつきます。ディーゼル仕様は2.5L並みのスペックとなっており、高速の合流などパワーのいる場面でも活躍してくれること間違いなしです。
またスイフトは最大トルクを発揮するのに4,400回転まで上げる必要がありますが、デミオは1,500~2,500回転から力を発揮してくれます。低回転域でもパワーを発揮してくれるデミオの方が運転していて気持ち良いです。

③ラゲッジの容量・使い勝手共にヴィッツの方が良い。

ラゲッジの容量をを比べると、ヴィッツが5名フル乗車時278Lとなっているのに対し、パッソは193Lとコンパクトクラスでもワーストレベルの狭さとなっています。ヴィッツも決して広いほうではありませんが、パッソに比べるとまだマシなレベルです。
使い勝手の面ではどちらもリアシートを倒した際にシートとフロアに段差が生じてしまいますが、ヴィッツにはオプションでラゲッジボードを追加する事で、フラットなフロアになります。対するパッソにはその設定がないため、段差が解消出来ません。容量・使い勝手の面どちらから見てもパッソの方が良く、大きな荷物を積む人にはおススメです。

④パッソの方が室内長55mm・室内幅30mm・室内高20mmそれぞれ広く、居住性は高い。

ボディーサイズではヴィッツの方が全長が225mm・全幅が30mm(全高は-25mm)大きくなっていますが、室内寸法になるとパッソの方が室内長55mm・室内幅30mm・室内高20mmそれぞれ広くなります。少々意外な気もしますが、室内の居住性ではパッソの方が上回っています。
特に後席にその傾向が見られ、パッソが頭上空間が握りこぶし1.5個・足元が2.5個のスペースを確保しているのに対し、ヴィッツは頭上が1個・足元が1.5個と少し窮屈になっています。居住性重視の方には、パッソの方が広くて快適です。

⑤燃費面では3.0km/L差でパッソがヴィッツを大きく上回る。

燃費面で比較すると、パッソは2WD車でJC08モード燃費28.0km/L(4WD車は22.6km/L)とコンパクトクラスでガソリン車トップの低燃費水準になっています。それに対しヴィッツは、1.3Lモデルで2WD車で25.0km/Lとなっています。(4WD車は18.0km/L)
1L辺り3.0kmの差は大きく、燃費性能は圧倒的にパッソに軍配が挙がります。走行距離を多く走る方には、燃費の良いパッソの方がおススメです。

⑥パッソの方が全体的にガラスの面積が多く、死角は少ない。

両者の視界を比較すると、前方視界はパッソの方がフロント・サイドガラス共に面積が大きく、死角は少なくなっています。また運転席から左右のヘッドライトが視認出来るため、前方の見切りも良く車幅感覚が掴みやすいです。
後方視界では、パッソの方がヴィッツよりCピラーが細めでリアガラスも大きく、バックでの駐車時でも安心です。全体的にパッソの方が死角が少なく、女性や初心者の方でも運転しやすい車種となっています。

まとめ

直線的なフォルムで男性的なヴィッツか、丸くて可愛らしい女性的なデザインのパッソか。

どちらもコンパクトなボディーサイズの両者ですが、直線的なフォルムで走行性能に優れたヴィッツは男性に、丸みを帯びた形状で視界が少なく、運転のしやすいパッソは女性向けになります。
広さの面では、ヴィッツが荷室容量・パッソが居住性に優れており、引き分けといった感じです。荷物を積む機会の多い方はヴィッツを、後席を使用する機会が多い方はパッソを選ぶことをおススメします。
価格面では同じような価格帯となっており、ほぼ差がありません。そうなると、自動ブレーキシステムなどの先進の安全装備の性能で優れたヴィッツを選ぶか、燃費面でJC08モード3.0km/Lの差があるパッソを選ぶかは悩ましいところです。

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