コンパクトカー比較ランキング2017-2018|低燃費で人気の小型車

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フィット/スイフト2台比較|広さに優れたフィット、走り重視ならスイフト

   

スイフト(スズキ)はどんな車?

スイフトは2010年8月に日本で発売が開始され、現行モデルで3代目になります。Bセグメントに初めて挑戦した2代目の良い所は残しつつ、今回のモデルチェンジでは軽量で高剛性な新プラットフォームを採用しています。これによりホイールベースが従前モデルから40mm拡大し、室内の居住性がアップしています。
2013年の夏にはマイナーチェンジを行い、1気筒辺り2個のインジェクターを備えたデュアルジェットエンジンを搭載したモデルを新たに設定しています。JC08モード燃費では、26.4km/Lと1.2L以上のガソリン車ではトップの数値を記録しています。(2013年当時)
走りの面でも1.6Lエンジンを搭載したスポーツグレードにCVT・6M/Tをラインアップし、走りにも拘った車種となっています。

スイフトについて詳しく見る

フィットとスイフトを比較

①ラゲッジ容量では、フル乗車時で153L差と圧倒的にフィットの勝ち。

フィットとスイフトのラゲッジスペースを比較すると、フィットがフル乗車時で奥行き620mm×幅1,000mm×高さ820mmの363Lかなり余裕のあるのに対し、スイフトは奥行き440mm×幅1,000mm×高さ685mmで210Lとコンパクトクラスでもワーストレベルの狭さとなっています。
またスイフトは、ラゲッジボードを使用している場合はわずか130Lしかなく正直実用性には疑問が付きます。荷物を多く積む人には、フィットの方が魅了がありそうです。

②スイフトは自動ブレーキシステム未搭載。安全面では圧倒的に差が付く。

フィットは、車速が約30km/h以下の低速域で前方車両との衝突の回避・軽減を自動ブレーキで支援してくれるシティブレーキアクティブシステムなどパックにしたあんしんパッケージをを採用しています。これにより予防安全性能アセスメントでは、最高ランクのASV+を獲得するなど安全性に定評があります。
対するスイフトは、現行モデル発表が2010年と古かったこともあり、自動ブレーキシステムは未搭載となっています。最近では軽自動車でも設定する車種が増えてきている中、設定すらないのは正直残念です。安全面では圧倒的にフィットが優れており、安心感があります。

③室内寸法では、フィットが室内長30mm・幅65mm・高さ55mm広い。

フィットとスイフトの室内寸法を比較すると、フィットが室内長1,935mm×室内幅1,450mm×室内高1280mmとなっており、スイフトに比べてそれぞれ30mm・65mm・55mm広くなっています。またホイールベースがフィットが2,530mmに対し、スイフトは2,430mmと90mm小さい事もあり、その分室内の居住性に差が出ています。
特に後席でその傾向が出ており、フィットは頭上が1.5個・足元が2個のスペースを確保しているのに対し、スイフトは頭上が1個・足元が1個とかなり窮屈です。後席を利用する機会の多いファミリー層は、事前に広さをチェックしておいた方が良いかもしれません。

④動力性能は互角だが、運転していて楽しいのはスイフト。

スイフトとフィットを走行性能で比較すると、スイフトが1.3Lモデルで最高出力91馬力・最大トルクが12.0kgm・スポーツモデルで136馬力・16.3kgmとなっています。対するフィットは1.3Lで最高出力100馬力で最大トルクが12.1kgm、1.5Lで132馬力・15.8kgmのスペックとほぼ同スペックで一件互角に見えます。
ただ、走る・止まる・曲がるといった走りの質感に関してはスイフトの方が上です。特に曲がるでは、コーナリングの安定性は断然スイフトの方が良く、走っていて楽しいです。走りを追求するなら、スイフトの方がおススメです。

⑤40Lモデルで比較すると、スイフトの方が1.8km/L上回る。

スイフトは、動力性能と環境性能を両立させたデュアルジェットエンジンを用意し、最も燃費の良いグレードでJC08モード燃費26.4km/Lの低燃費を実現しています。(ガソリンタンクの容量は42L)
対するフィットは、1.3Lモデルで26.0km/Lとなっていてカタログ数値上では互角に見えますが、フィットの最も燃費の良いモデルはガソリンタンクが32Lの設定になっており、燃費重視した仕様になっています。(40Lモデルでは、24.6km/L)
40Lモデルで比較すると1.8km/Lの差があり、長距離を走る機会の多い方は、スイフトの方がコストパフォーマンスではかなり分があります。

⑥アイドリングストップ中でも快適なエコクールは、暑い夏には重宝。

スイフトは、空調ユニット内にエアコンの使用で凍る蓄冷材を内蔵するエコクールを搭載しています。これによりアイドリングストップ中でも冷たい風を送ってくれるので、暑い夏でも室内の快適性が保たれます。またこれによりエンジンの再始動も遅くなるので、燃費面でも差が出てきます。
対するフィットは、アイドリングストップ中は冷暖房機能が停止し、送風機能のみが作動します。アイドリングストップシステムスイッチをオフにすればエアコンの停止はしなくなりますが、燃費面ではロスになります。
街乗りメインの方は、いちいちスイッチをオン/オフすることを考えると、スイフトの方が使い勝手は良いかもしれません。

まとめ

ファミリー層は広さに優れたフィット、走り重視ならスイフトがおススメ。

フィットとスイフトを比較した結果では、ラゲッジ容量・室内の居住性といった広さの面では圧倒的にフィットに軍配が挙がります。コンパクトクラスではトップクラスの広さを誇っており、フル乗車をするファミリー層や大きな荷物を積む方には特に向いています。また安全面では、自動ブレーキシステムを備えたフィット・未搭載のデミオと大きな差が出ています。こちらも小さな子供を持つ家庭には、魅力的なポイントと言えます。
対するスイフトは、走りに力を入れた1台になっています。直進安定性に優れ、コーナリングも軽快です。走る・曲がる・止まるといった走りの基本的な部分でフィットとは大きな差があり、走りを楽しみたい方向けになります。

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